迷ったときに見るヒント集

感覚刺激体験を自分でやろうとしたときに、迷いや不安がありませんか?
感覚刺激体験をはじめたときによくある困りごとと、その対処方法をまとめました。

感覚刺激体験には、「こうするとよさそう」はあっても、「こうでなければいけない」はありません。

気になる項目を選んでみてください。

映像がうまく見えない

Q映像が暗くて見づらいです
A

映像の明るさに対して部屋が明るすぎるかもしれません。
まず、次のことを確認してみてください。

● 部屋をもっと暗くできないか
● プロジェクターのカラーモードをもっと明るいモードにできないか
● プロジェクターと投映面を近づけて映像サイズを小さくできないか
● スクリーンの素材を変えたり、透過性のある布であれば重ねてみたりできないか
● 映せる映像が複数ある場合は、明るめの映像に替えられないか

Q映像がぼやけています。
Aプロジェクターのフォーカスが合っていない可能性があります。
映している布や壁の素材が粗かったり凸凹があったりするとぼやけて見えることがあります。
まずはプロジェクターのフォーカス調整を確認してみてください。
Qフォーカスが全面で合いません。
Aプロジェクターと映している布や壁との距離が場所によって異なっている可能性があります。極端に斜めに投映したり、平面でない場所に投映したりすると、フォーカスの合っている場所と合っていない場所が生じることがあります。
この体験では、全面でフォーカスが合っていなくても問題ないことが多いです。
最も注目される場所にプロジェクターのフォーカスを合わせてみてください。
Q映像が小さくて空間を感じません。
A空間の感じ方には、映像自体の大きさだけでなく、体験する方と映像との距離や方向が関係している可能性があります。小さな映像でも、近くにあったり目の前にあったりすると、感覚刺激体験が深まることがあります。
以下を確認してみてください。
● プロジェクターをもっと遠ざけて映像を大きくできないか
● 映像と体験する方との距離を近づけることはできないか
● 映像の位置は、体験する方の視線方向と合っているか
Q映像がゆがんでいます。
Aプロジェクターと投映する布や壁とが正面方向にないと映像は台形になります。また、投映する布や壁が平面でないと映像はゆがんで感じることがあります。
しかし、ゆめ水族園の感覚刺激体験では、映像のゆがみやスクリーンによる映像の揺れなども、空間を構成する重要な要素だと考えています。
必要以上に正しい形にこだわらずに、ゆがみを、見えるままに捉えて楽しんでみましょう。

プロジェクターで困っている

Qプロジェクターは何台必要ですか。
A

1台からで十分です。まずは、はじめてみましょう。

Qプロジェクターを傾けて置いても大丈夫ですか。
A置くときのプロジェクターの姿勢に角度制限のあるプロジェクターがあります。この制限はプロジェクターの機種によって異なります。
プロジェクターを安全にお使いいただくために、お持ちのプロジェクターの取扱説明書やインターネットで事前に確認してください。

「プロジェクターのいろは」
もご覧ください。

Q解像度の低いプロジェクターしかありません。
A解像度の低いプロジェクターでも体験の妨げにならないことが多いので、まずはそのプロジェクターで投映してみてください。

「プロジェクターのいろは」
もご覧ください。

Qプロジェクターがまぶしくない置き方がありますか。
Aまぶしさを減らす方法は、主に2つあります。
1. 光が直接目に入らない位置にプロジェクターを置く
体験する方の顔に光が当たらないように、プロジェクターの設置場所を工夫します。
● 少し高い台の上に置き、上から映像を投映する
● 体験する方の後ろや横など、同じ方向から投映する
2. シーツなどのスクリーン越しに映像を見る
シーツなどに映像を映し、その反対側から見る方法です。
● プロジェクターの光によるまぶしさを抑えられる
● 体験する方の影が映像に映り込みにくくなる
ぜひお試しください。

音が気になる

Qスピーカーの置き場所に迷っています。
A

エプソンのゆめ水族園では以下のようにしています。
● 空間に入った人を驚かせないために、入口付近には置かない
● 空間にまんべんなく音が届くように、部屋の中央付近の壁際に置く
● 比較的広い部屋では、複数の音源を離して置く
● 部屋の大きさに合わせて音量を調節する

布・スクリーンで困っている

Qどんなスクリーンがいいですか。
Aゆめ水族園の感覚刺激体験では、スクリーンは「見る(視覚)」と「触れる(触覚)」の両方を実現するための大切なアイテムです。
そのため、スクリーンには柔らかい白色系の布がおすすめです。
また、エプソンのゆめ水族園では、映像が透けて見える特徴を活かし、寒冷紗やオーガンジーなどの布を使うことがあります。これらの布を使うと、複数のスクリーンを重ねた立体的な映像表現も可能になります。
Qスクリーンが思うように透けてくれません。
Aシーツや不織布は映像が透けにくいです。
まずは、ガーゼのような光を通す布を試してみてください。
おすすめは、ホームセンターなどで購入できる「寒冷紗」です。映像を映しながら適度に透けるため、多層スクリーンにも適しています。
透け具合は、寒冷紗を2枚、3枚と重ねることで調整できます。
Q色付きのカーテンや布でもスクリーンにできますか。
A白や淡い色であれば比較的映像の色がはっきり出ますが、青や赤など濃い色は映像の色が変わったり見えにくくなったりします。また、カーテンに模様があってもその色が薄ければ、思っているほど気にならないことも多いです。
Qスクリーンをもっと揺らしたいのですが。
Aオーガンジーやソフトチュール、ガーゼ生地などの、柔らかく光を通す布がおすすめです。特にオーガンジーは、見た目も手触りもやわらかく、軽いため使いやすい素材です。
これらの布は、人が近くを通ったときの風でもやさしく揺れ、より動きのある演出ができます。
また、手で布を揺らしたり、送風機やエアコンの風を当てたりするのもおすすめです。その際は、布がプロジェクターや送風機に触れないよう注意してください。

空間・環境の問題

Q小さな部屋でも体験できますか。
A病室や廊下などの小さなスペースでも、ゆめ水族園はできます。
部屋の広さはそれほど重要ではありませんが、できるだけ暗くできる環境がおすすめです。
また、部屋の広さよりも、体験する人とスクリーン(布)の距離や配置を工夫することが大切です。
Q十分な遮光ができません。
A遮光は映像に集中しやすくなり、感覚刺激体験をより深めるために重要です。まずは、現在の設置場所以外に遮光しやすい投映場所がないかご検討ください。
ただ、完全に真っ暗な環境にできなくても、映像による感覚刺激を感じられることは多いです。ある程度設営できたら、一度室内の照明を消して映像を投映し、追加の遮光が必要か確認してみましょう。

「遮光のアレコレ」
もご覧ください