2025.01.14

事例編

「訪問カレッジ・オープンカレッジ@愛媛大学」・「まるのつどい」参加レポート
~訪問教育でのゆめ水族園活用チャレンジ~

ゆめ水族園では、訪問教育のような場にも感覚刺激体験をお届けすることにチャレンジしており、先ごろ行われた 共に学び、生きる共生社会コンファレンス中国・四国ブロック「まるのつどい」に、ゆめ水族園の活動紹介・小規模実演展示を含めて参加しました。

「訪問カレッジ・オープンカレッジ@愛媛大学」は、重症心身障害等の方を対象とした生涯学習支援事業で、希望する場所(自宅や入所施設、病院等)にスタッフが訪問し個別の学習機会を提供する「訪問カレッジ」と、愛媛大学等に集まって学びを共有する「オープンカレッジ」の取組みがあります。
共に学び、生きる共生社会コンファレンス中国・四国ブロック「まるのつどい」とは、障害者の生涯学習活動に関する実践交流や研究協議を通して、障害理解や関係者の学び合い・生涯学習の担い手の育成・学びの場の拡大を目指して行うコンファレンスです。
名前の由来は、「何をやってもマル、角がとれて丸、みんなで円卓のように集う」ということから「まるのつどい」と命名されたそうです。

■実演展示

少し大きめの会議室をお借りして、プロジェクター7台とテントや蚊帳を使った簡易展示を実施しました。訪問カレッジのご家族や支援学校の先生が県内外から大勢来場され、会場内の行き来も難しいほどの盛況ぶりでした。スクリーンの前で記念撮影をしたり、蚊帳の中でゆっくり佇んだりと、楽しみ方もそれぞれでした。「自宅でもできそう」という感想や、「どうやってやるの?コンテンツは?プロジェクターは専用なの?」といったご質問をたくさんいただきました。

<実演展示の様子>

特に、この秋に発売されたEF-22を使った展示は大好評でした。ご家庭のような空間でも体験できる実演展示をしましたが、天井など自由な方向に簡単に投映場所を変えられることや内蔵スピーカーの音質の良さにみなさん驚いていました。支援学校の先生やご家族の皆さんもプロジェクターをご自身で動かしたり、うちわを使って映像の変化を楽しんだりして、見やすい方向に簡単に合わせられる、蚊帳やカーテンとの組み合わせで簡単に実現できそう、楽しめそうという実感をもっていただいたようでした。

<EF-22>

<EF-22 実演の様子>

今回の経験を活かして訪問学級やスヌーズレンルームのような場でのゆめ水族園の活用価値を模索する目的で、このEF-22を使ったモバイルパックのモニター貸し出しを始めました。(12月から受付開始しています→詳細はこちら

■分科会

一般展示の後に「ゆめ水族園のつくり方」というテーマで、分科会を実施させていただき、ゆめ水族園の活動紹介、ファンタスカーを使ったゆめ水族園のノウハウ説明を、実際の機材や動画を交えて実施しました。愛媛県内外から来場された支援学校の先生を中心に熱心に聞いていただき、特にスクリーンに使用する材料(寒冷紗/不織布/ポリエチレンシートなど)や動画の特徴について質問をいただき、簡単に手に入る蚊帳に興味をもたれる先生もいました。
ゆめ水族園の活動チラシ配布や、ファンタスカー貸出しや動画配信貸出し(ゆめ水チャンネル)などのプログラム説明をしましたが、後日「まるのつどい」をきっかけにした予約・問い合わせをいくつもいただきました。

<分科会の様子>

小型プロジェクターを活用して、訪問教育という場での感覚刺激体験を身近なものとしていける可能性を大いに感じた大会でした。いろいろな場面で多くのみなさんに感覚刺激を体験してもらえるように、使い方の模索や利用者さんに応じたコンテンツの充実をこれからも進めていきますので、ご期待ください。