「気づく」「わかる」「やりたい」を叶える
ファンタスカーの授業
深澤 美香さん
長野県寿台支援学校
教諭
つながり:「ファンタスカー貸出し」2024年度、2025年度実施
本校あゆみ部には、小学部から高等部までの重度重複障がいをもつ子ども達が在籍しています。「ゆめ水族園」の1回のイベント的な活動では十分にその世界を知ることが難しい子ども達です。そこで、ファンタスカーをお借りして授業を自分達で作りたい!という思いで「ファンタスカー貸出し」に応募しました。
授業を重ねるごとに、たくさんのカラフルな魚の映像に気づき体の動きを止めてじっくり感じたり、魚が動いていることが分かって「あ!」と指さしたりする子ども達。布を張った小さなトンネルに魚の映像を投映すると、自分から四つ這いで入っていく子どもの姿もありました。
こういった姿を引き出せたのも、クリアでダイナミックな生き物たちの映像や、その世界にゆったり浸れる音楽で空間を満たしてくれるファンタスカーだからです。子ども達にはいつも、五感でその空間にあるものや職員の働きかけに気づき、わかってほしい、そして「もっと見たい!」「これがやりたい!」と表情や体の動きで伝えてほしいと願っています。それを叶えてくれるファンタスカーの授業を、これからもバージョンアップして作っていきたいと思っています。