時計製造から培われてきたものづくりへのこだわり

時計製造から培われてきた
ものづくりへのこだわり

Learning Printer Accuracy from Watchmaking.

エプソン創業時の腕時計製造から、現在のプリンター製造にまで受け継がれて培ってきた「省・小・精の技術」。エプソンのプリンターに詰め込まれた数多の精密技術の中から、ものづくりのこだわりの一部を紹介します。

1信頼性へのこだわり

プリンターという製品は、高品質の印刷を実現するために、全ての部品を精密に連動させ、インクを吐出するヘッドと用紙を正しく動かすことが求められます。エプソンは、この精密に“もの”を動かす技術を長い歴史のある時計製造から培ってきました。
例えば、紙送り機構の軸となるローラーは、紙を精密に均一に送るために、偏心を極限まで抑えて真円に近づけた、ミクロンオーダーの精度を実現しています。
他にも、印刷した紙を排紙するための機構には、極限まで先を尖らせたプレス金属歯車を採用しており、歯車が紙を確実に捉えて排紙することと、印刷面の傷を最小限にすることを両立させています。これらの技術は、エプソン創業時からの時計の製造で培った精密加工技術の成果の一つであり、性能への深いこだわりになります。
また、信頼性へのこだわりは、インクの開発にも及んでいます。
インクがインクタンク内で固まらないように、保存性に優れたインクの開発を行なっているだけでなく、お客さまが一目でインクの残量を確認できるように、インクタンクの窓にインクが付着しないような工夫も凝らしています。こうした配慮は、時計製造で培ってきたお客さまを想う精神が脈々と引き継がれてきた結果です。
さらに、エプソンプリンターに採用されているピエゾ方式のプリントヘッドは、耐久性に優れており、シンプル構造のエコタンク方式と組み合わせることで、大量印刷を実現しています。
また、大容量のインクボトルは交換回数が少なく、従来のインクカートリッジ方式と比較して、大量印刷時における消耗品の資源消費量を低減しています。
そこには経済的、環境配慮の観点で、お客さまに安心して長期間プリンターを使っていただきたいというエプソンの想いが込められています。

信頼性へのこだわり
サイズへのこだわり

2サイズへのこだわり

エプソンは長い時計製造の歴史の中で「省・小・精の技術」を磨き、製品を小さくすることへ挑み続けてきました。この小型化へのこだわりは、プリンターのサイズへのこだわりにも繋がっています。
特に、家庭向けプリンターについては、リビングにマッチするよう、カラーボックス(日本の家庭によくあるコンパクトな収納棚)に収まる本体サイズ(横幅410mm以下)を目標に掲げ、製品化を目指しました。プリンターを小さくするためには、プリントヘッドの左右の駆動距離を極限まで短くしなければなりません。エプソンはプリントヘッドの動きを精緻に制御することで、印刷品質を落とさず本体サイズの小型化を実現させ、その結果、家庭向けプリンターについては、目標のサイズのプリンターを製品化することができました。
また、製品の小型化及び、それによる軽量化によって製品の輸送効率も向上し、製品本体のプラスチック使用量やCO₂排出量の低減にもつながるなど、エプソンのサイズへのこだわりは環境負荷低減にも寄与しております。